RISSHO KID’Sきらり&分園ポピー

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園舎案内

 

 

 きらりの空間コンセプト

 

  ☆子どもにとって「居心地」のよい空間

    ⇒ 「生き生きとした姿」&「くつろぎの姿」を保障

 

  ☆子どもの育ちにとって「ふさわしい」空間 

    ⇒「保育園でもない、幼稚園でもない、小学校でもない」

     =『乳幼児期の子どもの育ちと生活にふさわしい空間』

 

1)玄関&ロビー

ソファーを置くことで、どんな人にも居心地の良い親しみやすい空間を作っている。

 

「すべての人を受け入れる」というメッセージが込められており、園の象徴になっている。

来客の方はもちろん、子どもや保護者も自由に利用できる場所である。

2)幼児ロッカールーム

子どもが朝登園して最初に出会う場所。

 

通常は保育室内や廊下等、保育者や大人からよく見える管理し易い場所にロッカーがある。

しかし、あえて独立した空間として位置づけることで、朝「保護者の作ったリズム」から、子ども自身の意思「自分の生活リズム」に切り替えることが保障されている空間である。

また、一人一人のロッカーがあることで、所有物の管理がし易いことに加え、明確な「自分の居場所」ともなり、落ち着いた雰囲気の中で個々のリズムで気持ちの整理を行うことができる。そのため周囲を壁で取り囲み見えにくい環境にすることで、子ども自身は誰からも干渉されることのない空間となっている。

3)スピカ組(2歳児)保育室

保育園でもっとも重要な時期である2歳児。排泄や着脱等身の回りのことが自分でできるようになることで、遊びがどんどん豊かになり、爆発的な成長を見せてくれる。

 

生活面では、「トイレに行きたい」「着替えをしたい」等、思った時にすぐにできるような動線を意識し、主に奥のスペースで排泄や着脱、手洗い等落ち着いてできるようになっている。

 

遊びの面でも、子どもたちが「やりたい!」と思った時にすぐにできるよう、ままごとスペースを常設し、ブロックや線路等も中の見えるボックスに収納し、いつでも遊べうようになっている。

中でも2歳児は、ごっこ遊びが豊かに展開されるようになる時期で、ロフトの1階と2階と活用した居間・キッチン・寝室と家のような空間を作ることで、よりごっこ遊びが発展するよう工夫している。

 

また、落ち着いた雰囲気の中で、自分のリラックスしやすい姿勢で絵本の世界が楽しめるように、ロフトの中に絵本コーナーが設けられている。半円形の窓を通して、「見えそうで見えない関係」を楽しみながらゆったりした時間を堪能することができる。

4)台所&ランチスペース

家庭的な雰囲気を大切にしたいことから、

「台所」と呼んでいる。

 

調理の臨場感を大切にするため、常時台所の窓は開け放しており、食事を作る姿や音・匂い等を子どもたちが五感を使って感じられるようにしている。

 

2歳児は台所前のランチスペースを使い、一人一人の椅子で自分用に配膳された食事を食べることで安心した雰囲気を作っている。また、食事のタイミングは個々に対応し、十分に遊びお腹がすいた子どもから順次食べていくことで、子どもの「食べたい!」という気持ちを大切にすると共に、集中して食べる雰囲気を大事にしている。

5)ランチルーム

3歳児以上は食器と料理が別に用意され、自分で食べる量を決めて配膳をする。好き嫌いはせず、責任を持って取った物を食べるようにしている。またおかわりも自由にすることができ、自分のお腹の具合と相談しながらおかわりをするよう伝えている。

3歳児以上は掘りごたつで食べ、自由な空間の中で友達と食べることで、関係性を深めていくことを大切にしている。また、空いているスペースを譲り合い、人の気持ちを感じることができるようにという思いも込められている。

堀りごたつ以外にも、外を見ながら食事できる窓際のカウンターや、配膳のためのカウンターはアイランドキッチンとしても活用でき、子どもを中心に豊かに食育が行われている。

6)シリウス組(3歳児)保育室

幼児になりほぼ自立している子どもが多いがまだ不安定な部分も持ち合わせているため、2歳児クラス同様自分たち専用のスペースになっている。

 

「みんな」を大切にしている一方で、一人ひとりが好きな遊びをじっくり楽しめるようコーナーを常設している。

クラスでの時間(同年齢)をベースに、午前中はクラスでの活動(主に戸外)がメインとなっている。午後になると部屋の壁(ドア式)を開放することで、4・5歳児クラスとの連続した空間が生まれ、異年齢であそぶことが可能な環境を用意している。

7)ホール&クライミングウォール

ホールは、多目的に利用できる場として運動遊びや行事、2・3歳児の午睡の場所として使用している。

 

園庭がないことから、気軽に体を動かして遊べる環境をここに作ることが多く、幼児クラスが跳び箱やクライミングウォール等でダイナミックに遊ぶ姿が見られる。

特に雨天時は、運動遊びのためにサーキットコースを設定し、室内でも思いきり体を動かし、エネルギーを十分に発散しながら楽しめる環境を作っている。

8)ペガサス組(4歳児)保育室

4歳児の保育室は、カプラ等の構成遊びの空間の他、一年の経過の中でトピック的に出現する遊びを自由に展開できる空間となっている。

 

また、部屋の中心にあるジャングルのような木は、5月頃から子どもたちが散歩のときに拾った葉っぱを飾りたいという思いから始まり、夏には虫や花を作って付けたり、秋になると様々ン枯葉を装飾し、クリスマスの時期には巨大ツリーに変身していった。日常の子どものつぶやきからどんどん形を変え、8ケ月以上この部屋にあるシンボルツリーとなっている。

9)オリオン組(5歳児)保育室

5歳児の保育室には、さまざまな素材や道具が遊びの発展や変容に合わせ豊かに用意されている。子ども達は自分の遊びにあわせ自由に取り、使用することができる。

 

また、またプロジェクトと呼ぶ子ども達の遊び(牛丼・アクセサリー・楽器作り・変身グッズ等)が複数存在し、興味のある仲間が集まり、日々遊びに没頭している。

 

4、5歳児は遊びの中で自然に文字や数字に興味を持ち、読んだり書いたりするようになっていく。そのため、表現したいと感じた時に自然に自由に文字が行えるようになっている。

 

10)明るい&暗いアトリエ

明るいアトリエは、「どんなに汚してもいい部屋」となっている。模造紙に絵を描いたり、ボディーペインティングを楽しむ等、ダイナミックに造形遊びを楽しみたい時に活用している。

 

暗いアトリエは、より「科学的・実験的にマニアックに遊びに没頭できるための空間」となっている。そのため部屋の中には様々な棚が用意され、豊かな素材から自分の遊びに合わせたものを選択し自由に取り入れて遊びベルような環境になっている。

また、周囲の小窓を遮蔽することで、暗室にすることもでき、蛍光塗料で絵を描いたり、影や光を使った遊びを楽しむこともできる。

11)絵本コーナー

絵本の持つ「ファンタジーな世界」を再現するため、まるでハリーポッターの寮の部屋のようなやや薄暗く緑の壁の怪しげな空間となっている。

 

絵本や読み物、図鑑・迷路等、様々な種類の本をを用意している。

 

この空間で読んでも、他の場所に持って行って読んでもよい。

また、4、5歳児の保育室からは、ダイレクトに行けるような動線となっているため、遊びの途中でも「ちょっと図鑑で調べたい!」と思ったらすぐに手に取り活用できるようになっている。

12)ロフト(幼児用)

ロビーにあり、幼児クラスの子どもが自由に使える、「隠れ家的な場所」になっている。

 

ロフトに入るためには梯子をのぼらなければならず、園内で一番高い場所にあるため、全体を見渡すことのできる開放感のある空間となっている。

また、2歳児保育室のロフトと同様、子ども達にとってくつろぎのスペースとなっており、大人の目から離れほっと一息つける場所となっているほか、作戦会議をしたり、保育者と一緒に絵本を読んだりと、様々な使い方を楽しむことができる。

 

 

 ☆当園は、「袴田喜夫建築設計室」との連携のもと、設計が行われました



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